オーストラリア看護留学とは

看護留学とは現役看護師がオーストラリアで留学して現地の看護師を目指す・または看護助手資格や医療英語を学ぶ留学を総称して呼んでいます。つまり、看護師がキャリアアップするための留学です。


通常の語学留学だけではなく、日本の看護師資格があるからこそできる留学です。

看護留学プラン

一般英語コース

まずは英語を基礎からしっかり勉強したいという方に向いています。語学学校の一般英語コースにて勉強していただきます。期間は4週間〜24週間ほど(英語レベルによります)。24週間(半年)以上英語を学びたい人は1校の語学学校ではなく、2校を組み合わせることも可能です。

一般英語+医療英語コース

一般英語だけではなく、医療英語も学んでみたい方に向いています。医療英語とは医療を題材とした内容を英語で学ぶということです。当コースを学ぶには中級以上(Intermediate-upper intermediate) の英語レベルが必要です。医療英語コースを扱っている語学学校をご紹介します。12週間ほど学ぶと患者さんへ簡単な英語で対応できるようになりますので日本帰国後に外国人患者さんへ対応できる能力がつきます。

英語+看護教育プログラム

英語力が初心者レベルの方からも参加できるプログラムです。一般英語を学びながら週一回の看護教育クラスがありがます。隔週で病院視察とオーストラリア看護師による看護英語の授業が受けられる特別なプログラムです。視察できる施設は急性期総合病院、子ども病院、老人介護施設、ホスピス、リハビリセンターなど多様です。受講は12週、24週、36週毎となります。

社会福祉士コース

看護のお仕事から少し離れてみたい、他の医療系の資格を取ってみたいという方に向いています。移民の多いオーストラリアでは社会福祉士(ソーシャルワーカー)が医療福祉サービスで大切な役割を担っています。日本も地域に住む外国人が多くなっているため英語が話せる社会福祉士は今後必須の職業となります。Diploma資格を2年間で取得できます。

急性期アシスタントナース

オーストラリアの急性期医療を学んでみたい、オーストラリア看護師まで目指すか分からないが現場に出てみたい、将来国境なき医師団などの国際協力機関で働きたいという方に向いています。半年間、政府の州立専門学校にて学ぶコースです。急性期病院で実習ができるのが魅力的です。 アシスタントナースの資格には種類があります。詳しくはブログにて 

医療英語OET 準備コース

OETとはOccupational English Testのことでオーストラリア看護師登録を直接目指す方が受ける英語試験です。OETに合格した後はオーストラリア看護師登録申請へ進むこことができます。

介護士資格取得コース

※現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響のため休止中

ワーキングホリデービザで資格を取り働く経験をしたいという方に向いています。16週間フルタイムコースで一般英語+専門科目+実習を行います。実習は週1回あるので授業で習ったことがすぐ実習で活かせる構成です。お仕事紹介もコースに含まれているのでワーホリさんには嬉しいプログラムです。

看護大学・看護大学院コースなど

日本で専門・短大卒の看護師の方はオーストラリアで正看護師を目指す場合は看護大学へ編入する必要があります。大学の入学レベルはIELTS7.0と高いため英語レベルを満たすため語学学校からの始められる場合は多いです。大学の学費は年間250〜300万円ほどです。長期的なプランが必要な留学です。大学院留学の場合は日本で大卒であることが求められます。
以上は例ですので、お客様の留学の目的に合ってコースをご紹介します。

オーストラリアで国際看護師として活躍するだけが「看護留学」ではない

オーストラリアで看護師資格を取得して、オーストラリアで働いて暮らす。普段忙しく日本の医療現場で働いている看護師さんからしたら夢のようなことかもしれません。

自分は英語も話せないし、オーストラリアで看護師なんて無理だろうと思っている方もいるかもしれません。看護留学は海外で看護師として働くためだけのものではありません。

看護留学経験者のほとんどが留学後、日本に帰国し再び看護師として再就職し、日本で看護師としてのキャリアを続けています。

日本でも海外でも看護師として働くには患者さんの全体像、社会背景を考慮してのホリスティクなケアが求められています。そんなグローバルな視点をもつためにも、看護留学はあなたの看護師としてのキャリアを成長させます。

日本政府観光協会(JNTO)の下記の表からも明らかなように2015年以降、日本を訪れる外国人が急増しています。それは医療現場でも同じです。訪問する外国人が増えるということは病気や怪我やで病院を訪れる外国人も増えているということです。今や日本で看護師として働いていても言語や文化の違う外国人をケアする必要がどんどん増えていきます。

日本でも海外でも看護師として働くには患者さんの全体像、社会背景を考慮してのホリスティクなケアが求められています。そんなグローバルな視点をもつためにも、看護留学はあなたの看護師としてのキャリアを成長させます。

コロナ禍で第一線で働いている看護師さん、自分のために留学を

2020年から現在まで、医療の第一線で新型コロナウイルスの患者を一番身近でケアしているのは看護師です。かなり過酷な医療現場での勤務が続き、疲弊寸前まできている看護の現場も多いはずです。

一度短期でもいいので仕事から離れて自分の成長のために時間を使ってみるのはどうでしょう。日本とは全く違う環境となる海外生活を通して、自分を見つめ直したり、新たなキャリアプランが見えてくるかもしれません。

これまでたくさん働いてきた自分へのご褒美としてオーストラリア看護留学はぴったりです。

英語をしっかり勉強してキャリアアップするもよし、バリスタやヨガを極めて新しい自分を発見するもよしです。